詳しく解説 人道トンネル 関門海峡を人や自転車・原付で渡る方法!

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関門通行料
トンネル断面
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みなさんこんにちは、 フェバサタの ken です!

 

 

先日から続けている山口県の旅行記です。

九州と本州を隔てる海峡に関門海峡があります。
私は九州に住んでいるので、いままでは本州に渡る際、高速道路で『関門橋』を通って渡っていました。今までは、なんとも思ってなかったのですが、この前、海響館に向かっている途中に、
関門橋を下からみました。その時、『あれ?高速道路以外で渡る方法って何があるのだろう?』と思いました。

 

調べてみると、関門海峡を渡るには、船で渡る方法、鉄道で彦島に渡る方法、高速道路で関門橋を渡る方法、関門トンネルで車・50㏄以上で渡る方法、
そして、最後に、人道トンネルを歩いて渡る・原付で渡る方法があることがわかりました。

 

『なに?歩いて渡れるの?』ってテンションがギュイーンと急上昇。
『行くしかないっ‼』←0.1秒で決定

ってことで今回のフェバサタは、『関門海峡人道トンネル』へ潜入してきました。

 

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関門海峡人道トンネル

住所 山口県下関市みもすそ川町

全長 780m

通行 歩行者 自転車・軽車両・原付

料金 歩行者→無料 自転車・軽車両・原付→20円

利用時間帯 06:00~22:00

 

歴史
1937年(昭和12年)に着工されましたが、戦争などで一時工事が中断され、
21年後の1958年(昭和33年)に開通。

 

国道 国道2号線

 

トンネルの断面図を書いてみました。

※相変わらず、絵が下手です・・・(warai)

トンネルの3/2に車が走っていて、残りの3/1(車道の下)人です。
人道トンネルの上は、国道2号線の車が通っています。

内部へGO

まず、エレベーターで下に下ります。

 

下に到着、意外に綺麗な感じです。

 

国道2号線の標識があります。

 

では、人道トンネルの様子をどうぞ!

 

バンっ!

果てしな~~~~い!

昭和レトロ感満載のトンネルです。
門司と書いた文字がテンションをブチ上げますね~~

おっと、なにやら割り印があります。
記念に押さないといけませんね~~~。

ドン!

この時は、気づきませんでしたが、スタンプは縦割の左右用スタンプです。
スタンプは左サイドに押しましょう。

 

スタンプを押して、いざいかん海峡越えへ!
と意気揚々としている私の目の前に1台のバイクが…

なんと、『日本一周中』のモンキーリミテッドが…
シャイで有名な私も思わず話かけていました。

モンリミの彼は大学生で、愛知県から出発し北海道を周り日本を南下、
そして、今まさに九州へ上陸するところだったのです!

彼に、故障はしなかったのか?とか、どこで寝泊まりをしているのか?とか根掘り葉掘り旅の事を聞かせていただきました。

ちなみに、彼の九州上陸の瞬間の写真を撮ってあげました~~

今頃、どこを走っているんでしょうか?
無事に日本一周を達成してほしいなぁ~~

 

ちなみに、原付で渡る際は歩行扱いの為、
エンジンをかけて乗車して行くことはできません。
エンジンを切って押してから渡りましょう!

渡るぜ!

頼りない父ではありますが、
一家の大黒柱である私。
家では、『飯・風呂・寝る』の三言しか話さない厳格な父

このような、海峡横断というイベントごとは、
『まずは、大黒柱である私が一歩目を!!』
ということで家族でトンネルスタート地点にならんで
立ちました。

『え~、ただいまより、フェバサタ家の人生初となります海峡横断をいたします。
僭越ですが~~~、ここは、父の私が家族の代表となり~~うんたらかんたら~~』

 

『では、いざいかん』と感慨深く、
一歩を踏み出したところ…

 

 

 

『イぇ~い!わっー』と言って
子供たちがトンネルの中へ走って行きました。

『お、おれより、さ、さきに~~』

ORZ ガックリ~~~

俺が・・・俺の第一歩が・・・

 

 

『待ちやがれ~』(# ゚Д゚)と追いかける私、後にこの事件を、我が家では『巌流島の乱』と呼ぶことになります。

ぐちぐち言う私を慰めてくれる嫁。
気を取り直して、嫁さんよりちょっとだけ先にトンネルへの一歩を踏み出しました。

 

トンネル県境

 

トンネル内を歩いて行くと、ちょうど中央付近に県境があります。
ここで写真を撮る観光客が非常に多いので、
みなさんも、是非、記念写真をとりましょう。

フグとタコのマスコットがなんとも言えません・・・

 

 

ここで、長男がすごい事を思いついたといいだしました。
県境をまたいで、『すごくない?福岡と山口ば、1歩でいけるっちゃけど~~』

ほほぅ、なかなかやるではないか!

父も負けられません、『父ちゃんは、1秒で福岡と山口往復できるぜぃ!』
と県境で反復横跳びを繰り返してやりました。

くだらない争いを繰り広げる親子・・・親子の間はno border・・・

 

 

福岡県の地上へ

途中でいろいろと遊んだからでしょうか?
片道15分くらいと聞いていたのですが、
すでに25分ほど経っています。
福岡県側のトンネル出口が先に見えてきました。
もうすぐ、出口です。

全長780mの旅もいよいよクライマックスです!

 

出口のところで、日本一周モンキー君の九州上陸写真を撮影し、
涙の別れと無事を祈願した後に、福岡県側のスタンプを押します。

60周年の記念スタンプがそろいました~。
この時に上下じゃなくて左右だと気づいた…

 

エレベーターの扉が開くと、
そこは福岡県側の人道トンネル入口

 

海峡の向こうに、先ほど入った下関側の人道トンネル入口があります。

う~~ん、感動しますね~~!

 

それでは、もどりましょうかね。

人道トンネル復路

 

来るときと同じような風景ですが、
道路に書かれた文字が門司ではありません!
復路は『下関』と書いてあります!

この道は、私の大好きな深夜番組だった『水曜どうでしょう』で大泉さんと鈴井さんがカブを押して下関側から来た道です。
それを思うとなんとも灌漑深いです!

わたしは、あの『原付西日本制覇』を見てスーパーカブを購入しましたからね~~
カブは最強にタフです。
後にこのフェバサタでもカブをご紹介しようと思っています。

 

また県境を通ります。

復路はなんか早かったですね。

駐車場に帰ってきました~~。
なんだかんだで1時間ぐらいだったかな~~
とても、楽しかったです。

 

 

あ、そういえばこの人道トンネルですが、
私たちが行った1週間後ぐらいにNHKの
『ドキュメント72hours』で放送されていました。
びっくりです。

もし、我が家が行った時が撮影の日であれば、
間違いなく『日本一周モンキー』と『県境反復横跳びお父さん』
全国ネットで流れていたことでしょう。

インタビューへの対応も完璧だったことでしょう。

 

くやしいです。

 

いかがでしたでしょうか?

人道トンネル行ってみたくなりませんでしたか~?
是非、行ってみてください。
海底の県境を歩けるなんてそうはないですよ!

 

それでは、松崎ナオさんで『川べりの家』を聴きながら
お別れしましょう!※自分で準備してね…

 

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フェバサタはあなたの旅を後押しします。

 

 

 

 

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